２００５年

今年の冬はかなり雨が降りました。我々は北半球に行っていてそのほとんどは留守だったのですが、その雨のおかげか、毎年惨憺たる結果に終わっていたチューリップが今年はどれも綺麗に咲いてくれました。これはもうかなり開いてしまってからの花ですが、つぼみが出始めてこれくらいになるまで充分楽しませてもらいました。

２ヶ月にわたる北半球夏の旅からオーストラリアに帰国して間もなく、友人宅に家族で昼食に招かれました。その際、近くのリザーブを散歩したのですが、澄んだ冷たい空気がとても新鮮でした。このとき、ロンドンも東京も歴史や文化はとても素晴らしかったけれど、オーストラリアにはおいしい空気が残っているよ、と嬉しくなったのでした。

５月半ばの週末にコモンウェルス・パークに２家族で遊びにいったときに撮りました。この公園はかなり古いのですが、最近点検工事されて再びオープンしたものです。この遊具は長女が生まれる前から変わっていません。迷路のようなトンネルがいくつもあって、とても楽しい遊具です。

３月半ばのキャンベラフェスティバルで熱気球を見にいった朝、朝日の昇ってくるところを撮りました。塔のようなのはカリロンという楽器です。大きな鐘がいくつも並んでいるのがピアノの鍵盤のようなのと繋がっているのです。定期的に演奏されて湖の上に響き渡る鐘の音はなかなか素敵です。

実に久しぶりに家族で国立公園へブッシュ・ウォーキングに行きました。暑い日でしたが、この乾いたキャンベラにも湿地帯はあります。ここに流れいる小さな川は本当に澄んでいました。いつまでも澄んだ水のあるところであって欲しいと思います。

今年はシドニーでの盛大な花火鑑賞で幕開けでした。近年にない派手な大晦日も、イギリスから遊びに来ていた義弟家族のおかげと言えます。久々に「遊んだ」大晦日と新年。さてさて今年はどのような一年になりますでしょうか。