２００６年

８月の寒い朝、子供抜きで連れ合いと２人で裏のテイラー山に登りました。往復２時間。途中タガラノングから飛んできた気球をいくつも横目に見ながら、頂上につくと、シビック方面は一面霧につつまれていて、いつもと違ったキャンベラ景色がありました。その中に気球が吸い込まれるように消えていく様子がなんとも言えず綺麗でした。

５月半ばに、山火事防止のために山焼きがあちこちで行われ、その煙が近くのアラワン山にかかって、そこに射した日が夕焼けのように赤くなったことがあります。かつての山火事を思い出させる光景にちょっとどきっとした一時でした。

３月のある週末に、長女の友達の家族と連れ立って日帰りでヤロンゴビリー鍾乳洞へ行ってきました。そのときの様子はブログ「キャンベラに住みなす」に書きましたが、この写真はそのとき行った鍾乳洞の一つにあった極薄い鍾乳石で、「ショール」という名前がついていました。女性の肩掛けのようにも、スカーフのようにも見えます。オレンジ色の模様は鉄分が溶けて流れ込んだときのもの。下のほうにだけある、ということは、鉄分が流れ込んだのは一時期だけだった、ということですね。

１月の終わりには、国民の祝日・オーストラリアディがあります。毎年バーリー・グリフィン湖で花火がありますが、この写真の花火はその最後を締めくくるコモンウェルス橋から流れ落ちる花火です。