ペンキ塗り ~台所編~

今年の一月に、今の家に引っ越してきてからずっとやりたいと思っていた台所とダイニングのペンキ塗りを敢行しました。4年半越しの恋(?)が実ったわけです。ようやく子供たちも皆学齢に達したことだし、もうダイニングの壁にスパゲッティ爆弾を投げることもなかろう、というのがGOサインを出す理由になりました。しかし、塗ってしまった後で、本当にもう爆弾はないのだろうか、と一抹の不安がないわけではありません。

アーチのある壁をクリーム色に塗り替える

ペンキ塗りで一番時間がかかって大変なのは、実は塗ることではなく、壁洗いやら何度か繰り返す下塗りなどといった下準備です。左下の写真は壁をきれいに洗ったあとで、下塗りのペンキを塗っているところです。下塗りのペンキには、白を使っています。上塗りを濃い色にする場合は、下塗りのペンキの色もそれにあわせて色を加える必要がありますが、今回の上塗りはクリーム色なので、下塗りは白のままで大丈夫とのことでした。右隣の写真が上塗りを塗った後の同じ壁です。

ペンキには、水性のものと油性のものがありますが、水周りを塗る時は油性を、それ以外は水性でいいというような感じです。台所の場合は、どちらにするか迷うところですが、結局天井と戸棚の扉などは油性にし、壁は水性にしました。全部油性にしなかったのは、油性のペンキのほうが塗るとき、塗った後などの匂いが強く、またブラシなどの後片付けも大変だからです。

ダイニングの壁を下塗りしているところ 上塗りのクリーム色のペンキを塗ったところ

奥の壁を別の色で塗る

ご近所に最近プロにダイニングとキッチンの内装を頼んだ家があるのですが、その家のダイニングは壁のひとつが違う色に塗られています。どうやら、こういうのが流行りのようなのです。我が家は流行などを追うタイプではないのですが、壁を皆同じ色にしてしまうとどうも味気ないということに気が付き、「そんならちょっと真似してみるか」というので壁の色を変えてみることにしました。それにしても、連れ合いと合意に達するまでの長かったこと!こんなんなら、いっそのこと同じ色にしたほうが楽だったかも…。結果的には、違う色にして正解だったと思うのですが、色の選択というのは、本当に難しいものだと思いました。

奥の壁の下塗りした状態 奥の壁だけ違う色に塗る