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2009年読書日記

去年始めた読書会では、課題図書の半分しかまともに読めませんでしたが、今年はもう少しがんばって読みたいと思います。ネットでもミクシィで一緒に本を読んでいるグループがありまして、そちらのほうの読書もおろそかにはできません。

2009年7月24日

読書会の課題図書 The Sea を読了し、読書会では、前回ほどではないものの、好き嫌いがはっきり分かれた本となりました。私は今回の本は、これまで読書会で読んだ中でも一番感情移入のできなかった作品でした。前回のBelovedに比べて、なんと薄っぺらな内容なのか、とだいぶがっかりです。

A Game of Thrones を読み始めました。George R.R.Martin作のA Song of Ice and Fireシリーズ第一作です。800ページ以上あるんですが、250ページまで読みました。政略うずまく7王国の世界で今「夏」が終わり「冬」が訪れようとしています。ファンタジーなんですが、魔法やドラゴンはこれまで「存在した」と書かれているものの、実際には現れておらず、もっぱら政略を中心に話が進んでいます。これまでのところ、北のスターク家を中心とした話になっていて、登場人物のうち誰が味方で誰が敵なのか、まだ混沌としている感じです。

登場人物はかなり多くて、ごっちゃになりそうなんですが、話の運び方うまいのか、今のところこんがらがってはいません。この先何が起こるのか、とても楽しみです。

2009年6月11日

Ptolemy's Gate 読了しました。しばらく涙がとまりませんでした。このシリーズ、すごいです。ハリー・ポッターを凌ぐ素晴らしさ。His Dark Materialsと並んで、私の中で3大傑作シリーズかも。

読書会の課題図書 Beloved も読了し、読書会では、好き嫌いがはっきり分かれた本となりました。私は傑作だと思います。次の課題図書 The Sea 読み始めました。

2009年4月21日

The Recruit 読了しました。なかなかよかったです。単純にスパイ冒険を楽しむのもよし、12歳の男の子になった気分で世間を垣間見るのもよし、淡い恋心をかわいいと思うのもよし、というところでしょうか。

読書会の課題図書 The Secret River のオーディオブック聴き中です。オーストラリアの作家の作品で、シドニーがまだその人口の多くを流刑囚が占めていたころの話です。ロンドンから死刑を免れて流刑されてきたウィル・ソーンヒルとその家族の話で、ようやくウィルの流刑期間が終わったところまで聴きました。

2009年4月13日

3週間かけてステファニー・メイヤーのヴァンパイアロマンストワイライト・サガ全4巻(全2400ページあまり)を読破しました。こういう少女向け作品というのにまともに向き合ったことがなかったので、正直読破したのが意外ではありますが、純粋にエンタテイメントとしては楽しめたと思います。一日平均100ページのペースは、ハリー・ポッターの最終巻を読んだときに次いでの速いペースでしたが、英語の難易度は低く、英語初心者でも簡単に読める作品だなぁ、と思いました。

トワイライト・サガの次のシリーズとして元同僚に進められて読み始めたのが、 The Recruit という作品です。Robert Muchamoreというイギリスの元私立探偵が書いた子供がスパイとなる作品です。日本でも翻訳が最初の3巻まで出版されているそうですが、英語では今のところ全10巻出版されていて、今年11巻目が出版予定となっています。現在4分の1ほどまで来ています。トワイライトが少女向けだったのに対し、こちらは主人公が11歳の少年となっていて、アクションもので、全く雰囲気が違ってなかなかいいです。

2009年2月1日

忙しい年明けでしたが、1ヶ月かけてバーティミアスシリーズの2巻目 The Golem's Eye を読了しました。感想はこちら

クリスマスに長女に買ってやった Tales of Beedle the Bard も、ぼちぼち読んでます。ダンブルドアの注釈がおもしろいです。

既にバーティミアスシリーズの最終巻 Ptolemy's Gate を図書館に予約しました。他にも2冊予約中なんですが、そのうちどれが最初に届くかで次の本が決まります。